2026年2月7日(土)に、一般社団法人上総麻産業振興会主催の産業用ヘンプ勉強会Vol.1が開催されました。
当日は、雪の降る中、約50名の方が参加され、麻産業への関心の高さがうかがわれました。
今回の勉強会では、「大麻草と日本の歴史」をテーマに、日本における大麻文化の歴史や、千葉県・市原地域との関わり、そして現代における産業用ヘンプの可能性について、多角的な視点から学ぶ機会となりました。
基調講演1:日本における大麻草の歴史
最初の講演では、皇學館大学教授の新田 均氏が登壇。「日本における大麻草の歴史」をテーマに、日本では古くから大麻が神事や衣食住など、人々の暮らしと深く関わってきたことを、史料や文献を交えながらわかりやすく解説いただきました。
現在のイメージとは異なり、大麻が日本文化の中で果たしてきた役割や、近代以降の法制度の変遷についても紹介され、参加者は熱心に耳を傾けていました。
基調講演2:千葉県・市原地域における大麻と神事の歴史
続いて、飯香岡八幡宮 宮司の平澤 牧人氏より、「千葉県・市原地域における大麻と神事の歴史」と題した講演が行われました。
地域に伝わる神事や祭礼における麻の役割をはじめ、市原地域が古くから麻文化と深く結びついてきた歴史について紹介。地域に根付く文化や伝統を改めて見つめ直す機会となり、多くの参加者が興味深く聞き入っていました。
パネルディスカッション:現代のヘンプ産業の可能性
最後には、「現代のヘンプ産業の可能性」をテーマにパネルディスカッションを開催しました。
新田氏、平澤氏に加え、当会代表理事の山口 純司が登壇し、日本の歴史や文化を踏まえながら、これからの産業用ヘンプの可能性について意見を交わしました。
国内における産業用ヘンプを取り巻く現状や課題、地域資源としての活用、今後の産業振興の方向性など幅広いテーマが議論され、参加者からも多くの質問が寄せられるなど、活発な意見交換の場となりました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
一般社団法人上総麻産業振興会では、今後も産業用ヘンプに関する正しい知識や歴史・文化への理解を深めるための勉強会を継続して開催し、地域に根ざした産業用ヘンプの普及と発展に取り組んでまいります。
次回の開催についても、決定次第ホームページ等でご案内いたします。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。